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第3の健康食品はトクホにない新機能充実。 [ニュース]

トクホ、栄養機能食品に続いて、
健康への効果をうたう『第3の食品』が
2015年に次々と登場してきます。


サプリのみならず、加工食品からお菓子、飲料、
生鮮食品まで、あらゆる商品が効き目を訴求。


従来の健康イメージで売る商品とは路線が
違い、

生まれ変わったといえる健康食品が
消費者にどう選ばれていくでしょうか?


この背景には、2015年4月に解禁される
予定である、”食品の機能性表示制度”があります。


これは、科学的根拠に基づいた健康効果を
国の審査を経ずに企業責任で、

パッケージに表示できる制度です。


表示の条件や内容について具体的な
ガイドラインはまだでていないのですが、


ほぼトクホ並みの表示が可能で、

「目」とか「肌」とか部位の指定や


「睡眠」、「ストレス」などの主観を
うたうこともできる見込みだといいます。


例えば、


緑茶のうまみ成分である

「テニアンが睡眠をサポート」


べにふうきに含まれる

「メチル化カテキンが目、鼻の調子を整える」

と言った具合です。



従来のトクホ制度は維持され、

多くの機能性表示食品はトクホとかぶらない

”新機能”を打ち出す見込みだと専門家は話します。


注目されるのは、美容や睡眠、疲労、免疫といったジャンルです。


食品の機能性、安全性評価受託会社のスタッフの方が
話すには、

2013年ころから制度解禁を踏まえて企業から
機能性評価の依頼が増えている、

といいます。



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当初は、大手メーカーを中心に商品化が進むことでしょう。


小売各社も販売に積極的な姿勢を見せてきており、


ドラッグストアでは


「目」、「鼻」、「腸」などの部位別、機能別の訴求で
買い物をしやすくなると言います。


機能性表示食品の多くは、既存品の表示替えに
なる見通しです。


価格は従来並みで、少なくともトクホ未満に
なるとみられています。


店頭でのアピールも手伝い、
幅広い層が手にするはずです。


早期に商品が出るのであれば、
13年で約6300億円という市場になり、


トクホ市場に迫る市場となります。


機能性表示制度は、


鮮魚、青果、精肉の生鮮3品も対象に。


成分量の個体差の評価に課題があるのですが、
機能性表示ができれば世界初、の試みとなります。


例えば、


骨の健康を保つβ-クリプトキサンチンを含む、
温州みかん、

リコピンの多い、抗酸化作用で健やかな肌を
維持できるトマト、

美肌効果が見込めるコラーゲンを多く含む
タイ、などが候補となります。


2015年4月には、必要な栄養素の摂取基準を
満たしたコンビニやスーパーの弁当、総菜などを


健康な食事として共通のマークで訴求できる制度も
始まります。


機能性表示食品を含め、日常生活の質を
高めたいという


健康ニーズをとらえることができるでしょうか?


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